岩手で電柱撤去を業者に依頼する方法|費用と流れ・選び方のポイント

文: 株式会社コウクラフト15分で読めます

敷地の隅や道路沿いに立つ電柱が邪魔で、撤去できないかと考えていませんか。電柱の撤去は、まず所有者が誰かを確認し、費用の負担者と申請の流れを押さえておくことで、進め方の見通しが立ちます。所有者が電力会社か通信会社か、あるいは敷地内の私設柱かによって、費用の負担も手続きの窓口も大きく変わってきます。岩手で電柱撤去を検討する前に、確認すべき点から費用の目安、業者選びの視点までを順に見ていきましょう。



1. 岩手で電柱の撤去を検討するときに最初に確認したいこと


1.1 撤去したい電柱の種類と設置場所を整理する


電柱の撤去を業者に相談する前に、対象となる電柱がどこに、どのような性質で立っているのかを整理しておくと話が早く進みます。設置場所によって所有者も手続きも変わるため、最初の情報整理がその後の段取りを左右します。


まずは、次のような観点で対象の電柱を確認してみてください。


  • 敷地内に立つ電柱か、道路沿いか

  • 公道と私有地のどちらに立っているか

  • 電力会社の柱か、私設柱か

  • 電線が今も使われているか


設置場所と種類を先に整理しておくことが、正確な見積りへの第一歩になります。


これらが曖昧なまま連絡すると、現地確認のやり直しが発生しがちです。撮影した写真や地図上の位置を手元にまとめておくと、業者や所有者への説明が一度で済みます。


1.2 電柱番号や管理札の位置を確認する


電柱の所有者を最短で見分ける方法は、柱に取り付けられた管理札を確認することです。多くの電柱には地上2メートルほどの高さに札やプレートが付いており、そこに所有者名と固有の番号が記されています。


この番号は、所有者へ問い合わせる際にそのまま伝えられる大切な情報です。管理札の記載を控えておくと、所有者の特定と問い合わせが一度で進みます。


札が複数付いている場合、電力会社と通信会社が1本の柱を共同で使っているケースもあります。撤去や移設の相談時には、読み取った番号と柱の写真を用意しておくと、その後の確認がスムーズに進みます。


1.3 撤去と移設のどちらが目的かを整理する


「電柱をなくしたい」と考えていても、実際には撤去ではなく移設が現実的な選択になる場合があります。目的が撤去なのか、位置を変える移設なのかで、費用も工期も変わってくるのです。


次の表で、撤去と移設の違いを整理します。



比較軸

撤去の場合

移設の場合

目的

電柱そのものをなくす

別の位置へ動かす

前提条件

電線が使われていない

電線を生かしたまま動かせる

費用の傾向

条件により無償〜数十万円

数十万円かかる場合がある

工期の目安

現地確認から数か月

撤去と同程度かそれ以上



自分の目的がどちらに近いかを先に決めておくと、所有者や業者との相談が的確になります。電線がまだ使われている柱は撤去できないことが多く、その場合は移設が具体的な選択肢になります。


2. 電柱の所有者は誰?電力会社・通信会社・私設柱の見分け方


2.1 電力会社が所有する電柱の見分け方


電柱の撤去でまず確認すべきは、その柱が電力会社の所有かどうかです。岩手県内の配電設備は東北電力ネットワークが管理しており、電力会社の柱には同社名や管理番号が記された札が付いています。


見分けの手がかりは次のとおりです。


  • 「東北電力ネットワーク」名義の管理札

  • 柱の上部に変圧器や高圧線がある

  • 白や灰色のコンクリート柱が多い

  • 道路沿いに一定間隔で並んでいる


電力会社の柱と判断できたら、東北電力ネットワークの窓口へ相談するのが基本の流れです。


自己判断が難しいときは、控えた管理番号を伝えて所有者を確認してもらえます。撤去や移設の可否も、この問い合わせの中で案内を受けられます。


2.2 通信会社が所有する電柱の見分け方


電柱の中には、電力会社ではなく通信会社が所有する通信柱もあります。NTTなどの通信会社が立てた柱には電力会社とは別の管理札が付いており、上部には電線ではなく通信ケーブルが多く通っています。


通信柱の撤去や移転は、電力会社とは別の窓口へ申請します。電力柱と通信柱では相談先が分かれる点に注意が必要です。


実際に、ネット上でも通信柱の申請先に戸惑う次のような声が見られます。



ネット上の声

撤去の申込の所がなく、あるのはネットからの移転申請だけでした。移転ではなく撤去をお願いしたいのですが

出典: Yahoo!知恵袋



1本の柱に電力会社と通信会社の設備が共に架かる共架のケースもあり、この場合は双方への確認が求められます。札の名義を読み取り、電力側か通信側かを見極めてから連絡すると、手続きの行き違いを避けられます。


2.3 敷地内に建つ私設柱の確認方法と注意点


敷地内に立つ電柱が電力会社にも通信会社にも該当しない場合、個人や事業者が過去に設置した私設柱である可能性があります。私設柱は所有者自身の管理となり、撤去費用も所有者負担が原則です。


私設柱かどうかは、次の手順で確認します。


  1. 柱に付いた管理札の名義を確認する

  2. 電力会社・通信会社いずれの名義でもないか照合する

  3. 過去の土地・建物の書類に設置の記録がないか調べる

  4. 判断がつかない場合は電力会社へ問い合わせる


名義が確認できない柱ほど、所有者の特定を先に済ませることが欠かせません。


相続した土地や購入した土地では、前の所有者が立てた私設柱が残っていることがあります。撤去を進める前に所有関係をはっきりさせておくと、後のトラブルを避けられます。


3. 電柱の撤去にかかる費用と費用負担の考え方


3.1 電力会社・通信会社が所有する電柱の撤去費用


電力会社や通信会社が所有する電柱は、撤去や移設の費用が発生しない場合があります。会社側の都合で設置された設備であれば、所有者である会社が費用を負担するのが基本の考え方だからです。


たとえば敷地の上空を電線が通っているだけのケースや、公道側への移設で対応できるケースでは、費用がかからないこともあります。費用負担の有無は、柱の所有者と設置の経緯によって決まります。


一方で、住宅の新築など利用者側の都合で位置を変える場合は、費用の一部を求められることがあります。実際の負担額は現地の状況で変わるため、東北電力ネットワークなどの窓口で条件を確認しておくと安心です。


3.2 私設柱を撤去する場合の費用相場


私設柱を撤去する場合、費用は所有者の負担になります。目安として10万〜20万円程度とされることが多く、柱の高さや立地、処分の手間によって上下します。


私設柱の撤去費用は、主に次のような内訳で構成されます。



項目

内容

費用の傾向

撤去工事費

柱を抜き取る作業

中心的な費用

重機・車両費

建柱車や重機の使用

立地で変動

運搬費

撤去した柱の運び出し

距離で変動

処分費

柱の廃棄処理

素材で変動



上記はあくまで目安であり、正確な金額は現地確認を経た見積りで決まります。数字だけで判断せず、内訳を示してもらったうえで比較することが大切です。


3.3 撤去費用を左右する主な条件


同じ電柱の撤去でも、現場の条件によって費用は大きく変わります。見積り金額の差がどこから生まれるのかを知っておくと、提示された内容を判断しやすくなります。


費用を左右する主な条件は次のとおりです。


  • 電線が今も使われているか

  • 倒壊リスクの有無

  • 建柱車や重機が入れる道幅か

  • 柱の高さと埋設の深さ

  • 撤去後の路面や地面の復旧範囲


重機が入りにくい立地ほど、作業に人手と時間がかかり費用が上がりがちです。


これらの条件は現地を見て初めて分かるものが多く、電話だけで正確な金額は出せません。複数の条件が重なる現場では、事前の現地確認が見積りの精度を左右します。


4. 電柱の撤去を依頼する流れと申請の進め方


4.1 所有者への連絡から現地確認までの手順


電柱の撤去は、所有者への連絡から始まります。私設柱でない限り、まず柱の所有者に撤去の可否を確認する必要があるためです。


一般的な流れは次のとおりです。


  1. 管理札で所有者と電柱番号を確認する

  2. 電力会社・通信会社などの窓口へ連絡する

  3. 電柱番号と撤去したい理由を伝える

  4. 担当者による現地確認の日程を調整する


最初に電柱番号を正確に伝えることが、その後の確認をスムーズにします。


現地確認では、電線の使用状況や周辺設備との関係が調べられます。この段階で撤去できるか移設になるかの見通しが示されるため、疑問点は早めに質問しておくとよいでしょう。


4.2 見積りと契約から撤去工事までの流れ


現地確認が終わると、その内容をもとに見積りが提示されます。私設柱の場合はこの見積りを確認し、内容に納得したうえで契約へ進みます。


見積りでは、工事費や重機費、処分費などの内訳を確認しておくことが欠かせません。内訳が分かれた見積りかどうかが、後の追加費用を防ぐ判断材料になります。


契約後は、工事日の調整を経て撤去作業へと進みます。電力会社の設備が関わる場合は、電線の停止や切り離しの調整が必要になるため、着工までに一定の準備期間を見込んでおくと安心です。


4.3 撤去までにかかる期間の目安


電柱の撤去は、相談してすぐに完了するものではありません。所有者確認や現地調査、関係設備の調整を経るため、現地確認から工事まで数か月かかる場合があります。


工程ごとの期間の目安を整理します。



工程

主な内容

期間の目安

相談・連絡

所有者への問い合わせ

数日〜

現地確認

状況調査と可否判断

数週間

見積り・契約

内容確認と合意

数週間

工事

撤去作業と復旧

1日〜



上記はあくまで一般的な目安で、設備の調整状況によって前後します。急ぎの事情がある場合は、相談の段階でその旨を伝え、現実的なスケジュールを確認しておきましょう。


5. 電柱を撤去できないケースと移設という選択肢


5.1 電線や引込線が使われている電柱は撤去が難しい


電柱の撤去を希望しても、その柱の電線や引込線が今も使われている場合は、撤去できないことがほとんどです。周辺の住宅や施設へ電気や通信を送る役割を担っているためです。


近隣への給電に関わる柱を撤去すると、その先への供給に影響が出ます。現役で使われている電柱は、撤去ではなく移設が現実的な選択肢になります。


自分の敷地内にある柱でも、そこから別の建物へ引込線が伸びていれば簡単には撤去できません。まずは電線の役割を確認し、撤去が可能かどうかを所有者に判断してもらうことが出発点になります。


5.2 撤去ではなく移設で対応する場合


撤去が難しい電柱でも、位置を変える移設なら対応できる場合があります。柱そのものは残しつつ、生活や通行の支障を減らせる点が移設の利点です。


移設を検討したくなるのは、次のような場面です。


  • 出入口や駐車場の前に柱があり通行しにくい

  • 支線が敷地内に張り出している

  • 建物の新築や増築で柱が干渉する

  • 景観上、柱の位置を変えたい


実際に、ネット上でも移設を望む次のような声が見られます。



ネット上の声

支線が計画中の庭の中に入り景観を損ねたり子供がいるので少し怖いと思い移動、出来れば撤去してもらいたいです

出典: Yahoo!知恵袋



撤去が難しくても、移設で不便の多くが解消できるケースがあります。


移設は柱を動かす分の費用がかかり、動かせる範囲も周辺設備の条件に左右されます。撤去にこだわらず、移設を含めて所有者や業者に相談すると、現実的な解決策が見つかりやすくなります。


6. 岩手で電柱撤去を依頼する業者選びのポイント


6.1 建柱車や重機を保有する業者かを確認する


電柱の撤去を業者に依頼するなら、建柱車や重機を自社で保有しているかどうかを確認しましょう。電柱は地中深くに埋まっており、抜き取りには専用の車両と重機が欠かせないためです。


これらの車両を持たない業者は、他社からの手配が必要になり、その分の費用や日程の調整が増えがちです。建柱車や重機の保有は、撤去に対応できる業者かを見極める目安になります。


岩手のように現場が広範囲に及ぶ地域では、高所作業車やダンプなどを自社で動かせる体制が対応力に直結します。問い合わせの際に、保有設備や過去の建柱・撤去の対応範囲を尋ねてみるとよいでしょう。


6.2 見積りの内訳が明確な業者を選ぶ


業者を選ぶうえで、見積りの内訳が明確かどうかは重要な判断材料です。総額だけの見積りでは、何にいくらかかるのかが分からず、後から追加費用が生じても気づきにくくなります。


見積りでは、次の項目が分かれているかを確認しましょう。


  • 撤去工事の本体費用

  • 建柱車・重機などの作業費

  • 運搬・処分などの付帯費用

  • 撤去後の路面や地面の復旧費用


内訳が項目ごとに分かれた見積りは、比較と判断の土台になります。


内訳が示されていれば、他社と条件をそろえて比較でき、不明な費用を質問しやすくなります。安さだけで選ばず、金額の根拠を説明できる業者かどうかを見ておくと安心です。


6.3 有資格者が対応する業者かを確認する


電柱の撤去には電線の切り離しなど電気を扱う作業が伴うため、有資格者が対応するかどうかの確認が欠かせません。第1種電気工事士などの資格は、第二種電気工事士では扱えない範囲を含む電気工事に必要とされます。


資格者が施工に関わる体制であれば、安全面の配慮や法令に沿った作業が期待できます。誰が実際に施工するのかを確認しておくことが、安心して任せる前提になります。


問い合わせの際は、資格の有無だけでなく、自社の技術者が現場に入るのか、外部へ再委託されるのかも尋ねておくとよいでしょう。施工体制がはっきりしている業者ほど、責任の所在も明確になります。


7. 岩手の電柱撤去なら株式会社コウクラフト


7.1 電柱の撤去を含む電気土木一式への対応


電柱の撤去は、柱を抜くだけでなく電線の処理や周辺の復旧まで一連の作業が絡みます。岩手県滝沢市を拠点とする株式会社コウクラフトは、建柱工事を中心に、こうした工程を電気土木から外線工事まで一式で請け負っています。


対応できる工事の範囲は次のとおりです。


  • 電柱の新設・移設・撤去を含む建柱工事

  • 外線・引込線工事

  • 電気土木工事

  • 信号機工事や高圧受変電設備工事


撤去から復旧まで一社で任せられるため、複数の業者を手配する手間がかかりません。


電柱の撤去だけを切り出して依頼すると、電線の処理や土木の復旧で別の業者が必要になることもあります。関連工程をまとめて相談できる体制は、段取りの負担を減らすことにつながります。


7.2 有資格者が対応する施工体制


コウクラフトは、第1種電気工事士や2級電気工事施工管理技士などの有資格者が在籍し、自社施工体制で対応しています。電柱の撤去に伴う電気作業を、資格を持つ技術者が直接手がけます。


さらに、高所作業車や3tダンプといった特殊車両・重機を保有し、これらを扱える電気技術者が在籍しています。特殊車両と重機を動かせる電気技術者がそろっている点が、電柱工事での強みです。


電気土木から外線工事まで一式で対応できる技術者は多くありません。撤去の可否判断から実際の作業まで一貫して任せられるため、現場ごとの状況に応じた対応が受けやすくなります。


7.3 岩手を中心に東北エリアの電柱工事に対応


コウクラフトは、岩手県を中心に宮城・秋田・青森を加えた東北4県で電柱工事に対応しています。地域に根ざした体制で、現場の状況に応じて柔軟に対応しています。


料金は現場の条件によって変わるため要見積りとし、内容を確認したうえで提示します。加えて、初回の単発工事に限り、技術サービスに満足できない場合は工事費の一部を返金する保証も設けています。要見積りで内容を確かめ、納得したうえで依頼を進められます。


電柱の撤去や移設で相談先に迷ったときは、まず現地の状況をコウクラフトへ伝えてみてください。所有者確認から工事まで、状況に合わせた進め方を提案します。


8. まとめ:岩手で電柱の撤去を業者に依頼する前に


岩手で電柱の撤去を検討するときは、まず対象の柱の所有者を見極めることが出発点になります。管理札で電力会社・通信会社・私設柱のいずれかを確認し、所有者に応じた窓口へ相談することで、費用や手続きの見通しが立ちます。


費用は所有者によって大きく変わり、電力会社や通信会社の柱は負担が生じない場合があります。私設柱の撤去は目安として10万〜20万円程度とされ、現地の条件で上下するため、内訳の分かる見積りで確認することが欠かせません。


電線が使われている柱は撤去が難しく、移設が現実的な選択になることもあります。所有者確認から現地調査、工事まで数か月かかる場合もあるため、早めの相談が安心につながります。


建柱車や重機を保有し、有資格者が対応する業者を選ぶことで、撤去から復旧まで安心して任せられます。まずは現地の状況を整理し、信頼できる業者へ相談することから始めてみてください。


岩手で電柱の撤去業者を探すなら電気土木一式のコウクラフトへ


株式会社コウクラフトは岩手県滝沢市を拠点に、電柱の撤去を含む建柱工事を電気土木から外線工事まで有資格者の自社施工で一式対応します。第1種電気工事士や2級電気工事施工管理技士などの技術者が、高所作業車や3tダンプを使い、岩手を中心に宮城・秋田・青森の東北4県で撤去から復旧まで請け負います。


料金は現場の条件によって変わる要見積りのため、まずは現地の状況をお気軽にお伝えください。


http://ko-craft.jp